手間を掛ける

「手間を掛ける事」について考えてみました。

 

先日、テレビで「天空米」というお米が取り上げられていました。

スキー場のリフトに掛けて、天日干しをした南魚沼産コシヒカリだそうで、後でインターネットで調べた所、玄米の状態10Kgで20000円を超える価格だそうですが、とってもおいしくて人気だそうです。

近所のスーパーで10Kgで1800円~2500円くらいのお米が並んでいます。天空米と比べると価格は10分の1(汗)ビックリしました。

 

僕の子供の頃、今頃の季節には田んぼには、買った稲を天日に干してある風景がありました。

はぜかけ

僕自身、農業に詳しくはありませんが、農業従事者の高齢化、機械化の進歩、販売価格によるコストダウン対策?などによって、コンバインで買ったお米を乾燥機で乾燥させ、天候に左右されず、効率よく作業をしないと経費すら出ないそうです。(間違っていたらスミマセン)

 

 

従事者の高齢化、機械化の進歩、コストダウン…なんだか木造大工職に似ています(汗)

墨付け、手刻みが工場の機械によるプレカットになり、枠などの内法材が新建材になったり、その他の事も含めて、大工職がひとつの現場に掛ける仕事のボリュームが少なくなりました。

お米では、機械で出来る事でもひと手間掛ける事によって、美味しくなるメリットがありますがその代わり、コストがアップすることがあります。

家作りの現場の機械化と簡略化をしても、同じ性能・品質を保てるものばかりだけでなく。お米の様にひと手間掛けることが良い物があるんじゃないでしょうか?

別の機会に書きたいと思っていますが、イタリアで作られるオリーブオイルは、機械絞りより、手で絞る(もちろん工具は使うと思いますが…)ものの方が、美味しいそうです(値段は高いそうですが…)

僕自身、たまに料理をする事もあるのですが、男の料理は時間に追われない中で作るので、鰹節とコンブから出汁をとると、顆粒の出汁を使うより美味しいと思います。時間に追われる主婦は、そうは行かないと思いますが、こんな場面でもひと手間を掛けるメリットがあったりします。

 

家作りについて、”ひと手間”がどんな事かは、一般の方にも分かりやすい言葉で、またの機会に書きたいと思います。

機械化・簡略化を否定する訳ではありませんが、家作りを効率を追う作業としてでは無く、仕事としてちょっとひと手間加えて、お客さんに喜んでいただけるようにしていきたいなと思いました。

おしまい

今でも、たま~に”はぜかけ”をしている風景を見掛けますが、自宅食べる分らしいです(笑)

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投稿者プロフィール

小坂建築三代目
小坂建築三代目(有)小坂建築 取締役
静岡県周智郡森町にある(有)小坂建築三代目
←スーツを着ていますが、普段は作業着。設計から施工と管理が担当業務。
ライフワークは地球温暖化防止活動。静岡県地球温暖化防止活動推進員、うちエコ診断士、地球温暖化レポートコミュニケーター、家庭の省エネエキスパートなど。
最近は、子供のランバイクレースの応援と昨年買ったBMXに乗ってます。好物はラーメンです。

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